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102. 頭皮をほぐして快眠を

  • 執筆者の写真: 三橋美穂
    三橋美穂
  • 2021年2月2日
  • 読了時間: 3分

(2017/05/01)



私が空間コーディネートをした快眠ヘッドスパ【Q’s for-rest(キューズフォレスト)】が有楽町マルイ5階にオープンしました。五感で誘う「眠り」にこだわった空間と、髪を濡らさないヘッドスパで、現代人の睡眠に関する悩みや、スマホやPCの使い過ぎによる頭や首のコリを改善し、質の良い睡眠へ導き、健康や美容面をサポートする新コンセプトサロンです。

みなさんは美容院などで、「頭皮が硬いですね」と言われたことはありませんか? 手の甲を指の腹で円を描くように動かした感じと、頭皮の動き方が同じなら、コンディションは良好です。動きが悪く、頭皮に弾力がなければ、硬い状態。血行が悪くなっているので、抜け毛や頭痛、目の疲れ、肩こりの原因にもつながります。

さらに目を見開いたときにできる額のシワも、頭皮の硬さが影響していることをご存知ですか? 頭皮が硬くて、顔の動きに連動しないために、額にシワが寄ってしまうのです。

頭皮が硬くなる主な要因は、  ・長時間のデスクワーク  ・スマホやパソコンなどの眼精疲労  ・ストレス  ・加齢  ・睡眠不足 などがあると言われています。

かくいう私も、実は頭皮がカチコチ。Q’s for-restで何度か施術をしてもらいましたが、すぐ寝落ちしてしまいました。ヘッドスパのいいところは、硬い頭皮がほぐされるだけでなく、触覚による癒しも体験できることです。

山口 創 著『人は皮膚から癒される』によると、触覚は感情に直結していて、触れたときの気持ちよさ・気持ち悪さは、触れる速度と、触れるものの柔らかさが関係しているといいます。速度に関しては秒速3~10cm(ピークは5cm)、柔らかさに関してはベルベットのような柔らかい物質に快を感じるので、人の手でゆっくりマッサージすると心の安らぎにつながるそうです。

また、ぐっすり眠るために必要な深部体温の低下は、皮膚温が上がらないと起こりません。ストレスがあると身を守ろうとして身体がギュッと硬くなります。そして血行が悪くなるので、皮膚温が下がります。うつ病患者は皮膚温が低くて深部体温が高いのですが、ドイツで1日2時間ほど皮膚を温める実験を行ったところ、多くの患者の深部体温が低下し、うつ症状も改善されたそうです。

さらに、米国の心理学者が行った実験では、人に触られるだけでも、触られた人の皮膚温は上昇しました。腕や手の平に触れたときよりも、顔や首のほうが温度は高くなったそうです。

人の手で行う頭・首・肩まわりをほぐす快眠ヘッドスパは、頭皮も心も温かくほぐされますQ’s for-rest(キューズフォレスト)は、がんばるあなたを応援するサロン。五感で誘う眠れる森へ、ぜひお越しください!

 
 
 

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