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アクエリアス時代の新しい眠り(コラム)

アクエリアス時代の新しい眠り

【記事一覧】​​

174. 存在の界の移行

173. 臨死共有体験の癒し

172. グループワークで早寝の習慣化

171. 入眠をサポートする抱き枕

170​. ナイチンゲールから学ぶセルフケア

169. 睡眠のプロはどんな寝室で眠っているのか

168. つくる責任、つかう責任

​167. 眠れないときの“思考妨害法”

​166. 生と死は一つのサイクル

165. 睡眠に対する意識=生への意識

​164. 夜間熱中症に注意!熱帯夜の睡眠法

163. 新しい生の始まり​​

162. 睡眠が乱れたときは…

161. 睡眠のバロメータは日中にあり

160. 価値観の再編

159. 人とつながる、自然とつながる

158. 創作した自分として存在する​

157. 窓の断熱で健康と快眠を

156. つながりの世界

​155. 「リベンジ夜更かし」でリベンジはできない

154. コロナ禍で顕現する地域の連帯

153. 夜の遊興業界にも健康を

152. 自然と和解するための行動リスト

151. 環境負荷を減らすマットレスの選び方

150. オーガニック・スリープ

​149. 世界を動かすハチドリの一滴

148. 想いをつなぐ、想いを馳せる

147. SDGsで睡眠が変わる

​146. 内なる歓び-JOY-

145. 取り組んでいる自分に価値がある

144. 一人ひとりの意識と行動が世界を変える

143. “必要十分”でシンプルな暮らし

142. 新しい時代を私らしく生きる

141. 健全にお金が循環する社会

140. 言葉で自分にエネルギーを与える

139. 睡眠は夢につながっている

138. 地球上のあらゆる命と人間の共生社会

137. 世界は一つの共同体

136. 明るい未来、不眠は過去へ
135. 睡眠時間とパフォーマンス
134. S.O.P.(Save Our Planet)
133. 絶対的な愛
132. 対立・分断から、統合・共生へ
131. 睡眠で貢献する地球温暖化対策
130. 病気になったら寝て治す

129. 70億の人々への思いやり
128. 新しい家族の形 ~血統から霊統へ
127. 夏の快眠法 ~温熱環境は6要素で決まる!~

126. 新時代はグループワーク!
125.自己に誠実に生きる
124. 睡眠で意志を育む
123. 外なる音を遮って、内なる音に耳を澄ます
122. 多様性を受け入れる
121. 静かに自分と対峙する
120. ハートを開いて分かち合う
119. グループワークの時代
118. 眠ることを選択する
117. アルコールを減らして睡眠改善
116. 精神的な豊かさを体験する
115. 人はなぜネガティブな夢を見るのか
114. 「やらない」をやるに価値がある
113. 静かな音楽でゆったり深~く眠りにつく
112. 2つの意識を意識する
111. 問題解決の思考から、新しい可能性の時代へ
110. アクエリアス時代は “希望”の時代
109. 静のリラックス、動のリラックス
108. キャンドルの炎が心を静める
107. 幸せな睡眠は“祝福”
106. “秋バテ”を防ぐ眠り方
105. 新時代の経済の始まり~シェアリング・エコノミー~
104. “睡眠負債”は “うお座の負債”
103. すべての人に豊かな夜時間を
102. 頭皮をほぐして快眠を
101. ただ“在る”ことに価値がある世界
100. 寝床は眠りに集中する場
99. 創作した人生を生きる
98. 分かち合いが世界を変える
97. スリープ・レボリューション
96. ハートから言葉する
95. “今”に集中して、充実した一日を
94. 個性が尊重される新しい社会を
93. 本物を見分ける目をもつ
92. ぐずる赤ちゃんを寝かしつける方法
91. 世界が変わると、眠りも変わる(その2)
90. 旅先でもぐっすり!ホテルで快適に眠る方法
89. 世界が変わると、眠りも変わる
88. 絵本のチカラで癒しを
87. 寝室のヒートショックに注意!
86. ぐっすり眠って、前進しよう
85. たった10分で寝かしつけ!魔法のぐっすり絵本
84. シニア世代の陥りがちな不眠の原因
83. ぐっすり眠れる人は認知症にならない
82. 枕とマットレスは一緒に選ぶ
81. 一人ひとりの行動が新時代をつくる
80. スッキリした空間で快眠を
79. 最適な睡眠時間を知る方法
78. 一人ひとりの存在が、世界に影響を与える
77. ダニ対策は、乾燥・吸引・洗濯!
76. 森を見てから、木を見て行動する
75. 願いを叶える近道は睡眠
74. パフォーマンスを高める ボディクロック活用法
73. 不規則な生活には“アンカースリープ”を
72. 自分で睡眠の舵を取る
71. 自分にピッタリ合う枕に出会う
70. 自分自身にゆとりを与える
69. 夏寝具とエアコン設定法
68. うお座からアクエリアスの時代へ
67. 寝る前1分!究極の快眠ストレッチ
66. 睡眠は認知症予防の特効薬
65. 正解は自分が決める
64. 時間があって眠れない、時間がなくて眠らない
63. 頭の中に静けさを
62. “幸感力”を高める眠り方
61. 関取の布団、子どもの枕
60. 羽毛布団はパワーで選ぶ
59. 言葉のパワーで眠る
58. 快眠できるカラーコーディネート術
57. “セロトニン”と“メラトニン”の親密な関係
56. プラ寝タリウムで快眠
55. “やるコト”を整理して睡眠時間をとる
54. CO2削減に早寝早起き
53. エネルギーを自分に戻す
52. もっと眠りましょう!
51. いろいろな眠り方
50. 社会構造の変革から快眠へ
49. 熟睡感を高める体づくり
48. 眠ることを楽しみに一日を過ごす
47. シルクのやさしさに包まれて眠る
46. 外側の活動から、存在へ ~老齢の可能性~
45. 気圧・血圧・睡眠の関係性
44. 節電しながらぐっすり眠る、夏の快眠法
43. 体内時計を暮らしに活かす
42. 睡眠中に首をいたわる
41. 時代にマッチした、あなたらしい眠りを
40. ハートを表現する時代
39. 眼を癒してぐっすり眠る
38. お金の流れが眠りを変える
37. 存在を意識する
36. 日々の意識に意識を向ける
35. 名曲誕生の背景にあるセオソフィア
34. 分離から統合の時代へ
33. 陰陽タイプ別の快眠法
32. 「安眠」から「快眠」へ
31. 成長のための睡眠
30. 内的行動としての睡眠
29. エネルギー革命=意識の革命
28. ポジティブシンキングの罠
27. フードシステムからの脱却
26. 新しい時代が始まっている
25. 自立と睡眠
24. ワールドシフト
23. 快適昼寝のコツ
22. 時間にブレイクスルーを起こす
21. 輝く星を眺めましょう
20. 眠るよろこびが世界を変える
19. 短時間睡眠について考える
18. ありのままを受け入れる
17. 価値観にパラダイムシフトが起きる時代
16. 見えないところを片づける
15. 部屋を片づける
14. まっすぐに眠る
13. 眠りは器を大きくする
12 .眠っている間の裏側の活動
11. 意識が拡大する眠り
10. 目覚めるための眠り
9. 宇宙の知恵を引き出す眠り
8. 今あることに満足がある
7. 相反するふたつのバランスを考える
6. 眠りとエネルギーの法則(その2)
5. 眠りとエネルギーの法則
4. 本質へアクセスする
3. 若者から見えてくる、新しい時代
2. 静かな時間をもつ
1. 眠っている自分に価値を見いだす

アクエリアスの時代とは

今、世界で起こっている様々なことや、人々の価値観の大きな変化に、時代の移り変わりを感じている人は多いのではないでしょうか。

地球は過去2000年ほど続いた、うお座(パイシス)星団のエネルギーを受けていた時代から、みずがめ座(アクエリアス)星団の影響下へと、エネルギーの質が大きく変化していることと関係があります。

パイシス・エネルギーの特徴

  • 個を育てる(分離、競争)

  • 強いリーダーに他が従うピラミッド型構造」

  • 物質的な豊かさを求める

アクエリアス・エネルギーの特徴

  • 自他がひとつである(統合、共生)

  • 一人ひとりの個性を発揮するグループワーク型構造」

  • 精神的な豊かさが歓びに

※個人的な誕生月のことではありません。地球全体に影響していることです。

アクエリアスの時代、人間の進化のプロセス、地球上のエネルギーシステムについて知りましょう! 自分が向かう方向が定まると、生きるパワーが湧いてきます。

このコーナーでは、Esoteric Science(※)をベースに、眠りを通して見えてきた新しい時代の情報と気づきのコラムをお届けします。

 

※「Esoteric Science」とは、私たちが既に知っている現代科学(見える科学)を成り立たせているもう一つの側面の科学のこと。


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174. 存在の界の移行

(2023/05/01)

前回のテーマ「臨死共有体験」について知識を深めたいと思って、書籍を読みました。

 

『永遠の別世界をかいま見る 臨死共有体験』

 

著者のレイモンド・ムーディー氏は医学・哲学博士で、臨死体験について著した『かいまみた死後の世界』は、かつて全世界で1400万部のベストセラーになりました。

 

 

臨死体験は主観的な現象です。そのため多数の事例から共通要素を見い出し研究発表したところ、「死の際の脳内現象にすぎない」とアカデミアから否定されたそうです。酸欠状態におかれた脳の幻覚、麻酔の過剰投与などによるものだと反論されたのです。

 

 

『かいまみた死後の世界』を発売後、臨死体験だけでなく、亡くなる人の臨死体験を共有した事例が寄せられ始めました。これは健康な人に起こる体験なので、受け入れない言い訳ができません。

 

 

臨死共有体験をした人は皆、別次元での体験のため、この世の言葉で表現することは難しいと言うそうです。そんな中、ムーディ博士は体験者には7つの共通要素があることを見い出しました。

 

 

1、空間が変容して見える

 別次元の扉が開いた、時間のない世界への扉が開いたと感じる。

 

2、神秘的な光を見る

 水晶のような光、人の知恵と霊的成長を促す光、愛と平安を発する光、天使的な光などと形容される。

 

3、美しい音楽が聞こえる

 これまでに聞いたことがないほど非常に美しく、巧みなもので、音色の一つひとつが見えるよう。

 

4、体外離脱する

 空中で会う死者は幸福な表情をしており、存在の次の段階への期待で喜んでいる。

 

5、人生回顧を死者と共にする

 地上で歩んできた人生を、パノラマを見るように共に回顧する。知恵の面で100年分成長したように感じ、他者を愛し仕えつつ人生を歩むのが、自分の 務めだと思うようになる。

 

6、天的領域に入る

 非常に明るい光のトンネルを抜けると、この上なく美しい光景に出会う。空は透き通る青さで、完璧なまでの草花と色彩。景色の背後から聞こえる音楽は澄んでいて深く、耳からではなく別の方法で自分の内に入ってくる。

 

7、遺体から上がる霧のようなものを見る

 生きたエネルギーが脈打っていて、永遠を垣間見させてくれる。死者の周囲に神聖な存在を感じる。

 

 

これら7つのうち複数を体験するそうです。すべてを体験する人はおらず、1つだけという人もいないとのこと。具体的な体験談をいくつか紹介します。

 

 

男性医師が病床の母親に付き添っていたとき、母が光に包まれ肉体を離れて上方へ行き、視界から消えた。その旅立ちの姿を見たとき、母の死のショックは大きな喜びへと変えられた。母は別のところへ行ったことが、はっきりとわかった。

 

 

ニューヨーク在住の女性が母親と一緒に体外離脱をして人生回顧をしていたときに、7年前に79歳で亡くなった父親がベッドの脇に立って迎えに来ているのが見えた。彼の存在すべてに輝きと活気がみなぎっていて、若者のように見えた。両親から大きな優しさを感じ、体験した出来事すべてが愛と親密さであふれていた。

 

 

臨死共有体験(≒臨死体験)はあまりにリアルで、地上世界は私たちの想像の産物で、虚構にすぎないのだと思うそうです。肉体に戻ってきたことは「まるでスラム街」と言った人もいたそうです。

 

 

詩人のカール・スカラは第二次世界大戦中に、戦死した兵士と共に天へ上げられていく体験をしたそうです。彼を有名にした詩は同志との臨死共有体験を綴ったもので、最後はこう結ばれています。

 

 

「死とは目覚めだ」

 

 

本を読みながら死への漠然とした恐怖が薄れ、楽しみな体験へと変化し、自分自身が癒されていくのがわかりました。

 

 

そして、死について探求しながら、掴んだことがあります。

死の表現には、死去、死亡、逝去、永眠などありますが、「死とは他界である」と。

地上の界と天的領域の界面の扉が開いて、自己(魂)が存在する界(ゾーン)が高き次元へ移行することが肉体の死であることを。

 

 

こう考えると、睡眠もゾーンの移行といえるかもしれません。

覚醒中の意識のゾーンから、睡眠中の無意識のゾーンへ。

 

 

移行をスムーズにするのは、安心、落ち着き、ゆったりとした呼吸、リラックス。

睡眠は、日常生活における天的領域かもしれませんね!

 

 

このコラムを読んで、臨死共有体験をしてみたいと思った人もいると思います。体験者に共通していることは、逝去者に対して深い愛情を持っていることと、愛する人が死ぬことを受け入れていることです。

 

 

死の受け入れは、あきらめとは違います。心の強さがあって初めて可能になるものです。死を受け入れる境地に達することにより、神聖なエネルギーが解放される、とムーディ博士。

 

 

メンタルを整え、心を強くするのは睡眠です。睡眠という日々の天的領域を大切にしながら、そのゾーンの移行の体験を楽しみに過ごしましょう。

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