(2019/05/01)
先日、友人が、テレビニュースで見た自動車業界の変革がすごいと、興奮気味に話を聞かせてくれました。
「トップダウンのピラミッド型から、グループワーク型へとシフトしている!!」と。
番組で紹介されたのは、上海モーターショーの動向でした。中国では、国策として電気自動車(EV)を推進しており、新興自動車メーカーが続々と誕生しています。これは単に、動力源がガソリンから電気に変わったというだけではなく、産業全体の構造が変化しているといいます。
これまでのガソリン車の産業構造は、自動車メーカーがトップに君臨し、部品メーカーの下請け、孫請け、ひ孫請けが、トップにぶら下がっている「ピラミッド型」。絶対的な上意下達の世界で、上下の格差を生み出していました。
番組に登場した、中国の新興EV自動車メーカーの中身は、実は「IT企業」。自社で開発しているのは、AIなどのソフトウェアで、独自に開発した「自動運転技術」が強みです。自ら手がけていないモーターやボディーなどの部品は、世界中のメーカーから広く調達していて、これまで日本では孫請けだったメーカーでも、自由に、ダイレクトに、中枢とつながることができるのです。このフラットな関係性は、まさにアクエリアス時代のグループワーク! 社会の変化を実感して、ワクワクしました。
しかも、この自動運転を搭載した「スマートカー」は、これから数年のうちに、スマートフォンのように爆発的に広がる可能性があるといいます。そうなると、今、問題になっている、高齢者ドライバーによる交通事故問題の解決にも役立ちます。さらにCO2を削減して、地球温暖化にも貢献できます。
これからは社会全体、世界全体に利をもたらし、利益を分かち合うビジネスモデルが成功する時代。一部の大企業が多大な利益を得て、世界を支配する構造は、次第に終息していくでしょう。
これまでの約2千年間は、地球はうお座星団と整列状態にあり、エネルギー的な影響を受けてきました。現在は、アクエリアス(みずがめ座)星団と整列状態に入り、すでに太陽系は、アクエリアスのエネルギーの影響のもとにあると言われてます。
うお座のエネルギーが衰退するにつれて、ピラミッド型の古い制度機構は機能しなくなってきています。個が競争してきた分離主義の社会から、グループで互いに協力し合い、グローバルな和合を実現する社会へと、世界は動き始めています。
新しいアクエリアス時代の私たち人類の目標は、グループ意識の創造、つまり全体の一部として自分を認識し、思考し、行動する力を育むこと。「世界=自分」であれば、世界の不均衡を均衡にするのは当然です。
世界中の誰もに、「正しい食物の適切な供給」「適切な住宅」「健康管理と教育」が保証されていたなら、どうでしょうか。心の平安の中で、人生を生きることが可能になると思います。
さらに、肉体的病気の原因の多くは、心的なものからきており、分裂した社会や、世界の緊張や恐怖が根底にあると言われています。もちろん、不眠もそうです。これから社会が急速に変化していくと、病も劇的に減少するという予測もあるのです。
現在の混沌とした商業主義は、より公正な経済に変化し、それに率先して参加するのが日本人だと言われています。生活様式はシンプルになり、製造の仕事は機械が引き継ぎ、そのことで私たちは内的探求へと向かうことができます。
日本では令和の時代が幕を開けました。
アクエリアスのエネルギーを追い風にして、誰もが安心して眠れる公正な社会を、グループワークで構築していきましょう。
Comentarios