• 三橋美穂

140. 言葉で自分にエネルギーを与える

(2020/07/01)



先日、仕事でやり取りをしている30代の女性から、 「今度、遊びに行ってもいいですか?」と聞かれました。 緊急事態宣言中の2カ月間、わが家への来客がまったくなかったので一瞬戸惑いましたが、彼女が仕事に悩んでいることを私は知っていたので、快く受け入れることにしました。

当日はソーシャルディスタンスを意識して、対角線上に座り、距離を保ちながら会話を始めました。彼女の出身地のことや、これまでの仕事のこと、家族のことなどを聞きながら、今の仕事の具体的な悩みについて質問しました。

新婚の彼女は家事の時間が欲しいけれど、同じチームのメンバーは労働時間が長いので、自分もどうしても長時間労働になってしまうこと、期待されていることに応えられるだけの能力が自分にはないと彼女が思っていること、ストレスによって体調を崩しがちなことなどを、話してくれました。

今、二千年に一度の時代の転換期で、新しいアクエリアス(みずがめ座)星団のエネルギーが地球に入ってきています。でも、古いパイシス(うお座)星団のエネルギーによって社会が構築されているので、そのズレで苦しんでいる人が多いのです。 そして、これからアクエリアス時代にマッチした新しい社会構造へ変わっていき、分かち合いの経済システムに変化して、生活様式はシンプルになり、人々にゆとりができるだろうことを伝えました。

​ でも、今の社会がすぐ変わるわけではないので、 「いっそのこと、診断書をもらって部署移動を申請してみる?」 と私は本気半分のアドバイスを交えながら、何気ない会話が続きました。そして、ふと彼女から、 「私もこんな広い家に住めたらいいなぁ。憧れます」と言われました。

私が独立した17年前は、1Kのアパートに住んでいたことや、それから少しずつ広くなって、今のマンションを買えるまでになったこと、買うと決めた時には「維持できなくなかったらどうしよう…」という不安が出てきたことなどを話しました。

「このマンションを手放して、6畳のワンルームに住んでいる自分をイメージしてみたの。そうしたら、ミニマリストを楽しんでいる私が見えて、このマンションを買う決断ができたの」 と、当時の自分の内面を話したら、彼女は

「え~、そうだったんですね! なんだか気が楽になりましたー」

と、肩の力が抜けたようでした。 そして、私にこんな質問をしたのです。

「三橋さんの趣味は何ですか?」

私は少し戸惑いました。一番の趣味は言っても伝わらないと思ったからです。猫と遊んだり、最近はガーデニングにも凝っててね…とお茶を濁そうとしましたが、私はそのまま話してみました。

「本当はね、私の一番の趣味は、言葉で自分を創作して、その自分を外側の世界で生きることなの」と答えました。

私には、内的探求をしながら創作した人生を生きる仲間がいて、週に1回、今はZOOMを使って、1週間の間に取り組んだことや、起きた出来事をシェアしあう機会をもっています。

​ 例えば、 今週は「世界で起きていることに目覚めている自分」を創作しています。 先週は「寿ぎ(ことほぎ)の場である自分」でした。ある本の中に出てきた「寿ぎ=言葉で祝うこと」という言葉に惹かれて取り組んでいたら、出来事に対処する中で、自然に寿ぎの言葉が出てくる体験がありました。

​ 起きた出来事によっては、不安や焦りなどネガティブな感情が沸いてくることもあって、「寿ぎ」など忘れそうになります。そんなときは、そう反応している自分をそのまま受け止め、そして創作した自分に戻る。これを繰り返していると、内的な自分が拡大し、その大きな自分にマッチした成果が外側の世界にも現れてきます

これは話だけでは伝わりにくいので、

彼女に「どんな自分でありたい?」と私は尋ねました。


すると彼女は少し考えて、「楽しめる自分」と答えました。


彼女が抱いているイメージを聞いていたら、「何があっても人生を楽しめる自分」というのが伝わってきて、これはどうかしら、と私が言ったら、 「あっ! この言葉、すごくいいです!!」と、ピタッときたようでした。

​ 私は、紙に書いて目につくところに貼っておくことを勧め、 「じゃぁ、これを言葉に出して宣言してみて。ハートから言葉する感じで」と伝えしまた。

「私は何があっても人生を楽しめる人です」 と3回繰り返し宣言したら、彼女の瞳に輝きが出てきて、エネルギーが満ちてくるのがわかりました。

すると彼女は、 「あれっ、何だか元気になっちゃった!!  私、ここに来た時と、今、全然違いますよね?  仕事がんばれるかも!」 と驚いた様子で、言葉で創作するパワーを体験したのです。

​ その彼女を見て私は感動し、これが私にとって最高の時間であり、 一番の趣味だと認識を深めました。

​ 一日過ごせば、いろいろな出来事があって、ベッドの中で思い出して眠れなくなることもあるでしょう。そんなときは、その出来事を客観的に観ている自分に意識を移行し、ネガティブな反応をしている小さな自分を優しく抱きしめてあげてください。

​ そして創作した自分で、眠りに入りましょう。 睡眠の質も、翌朝の目覚めも、違いを感じるはずです。

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