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214. 寝具の「衣替え」タイミングと選び方

  • 執筆者の写真: 三橋美穂
    三橋美穂
  • 9月1日
  • 読了時間: 3分

(2026/09/01)



「まだ夜は暑いけど、明け方は少し肌寒い」そんな日が増えてきました。

季節の変わり目は、実は一年でいちばん寝具選びが難しい時期です。


冷房対策のまま秋を迎えると寝冷えで体調を崩し、逆に早々と厚手に替えると寝苦しさで眠りが浅くなる。


そこで今回は、科学的な視点も交えながら「寝具の衣替え」を上手に行うための6つのポイントを整理しました。



1)衣替えの合図は「気温」より「体感」

目安としてよく言われるのが「最低気温20℃」というラインです。これを下回り始めたら、夏用の接触冷感・麻素材の寝具から、薄手の布団や毛布に切り替えるタイミングです。ただし、これはあくまで目安。就寝時に手足が冷えている、夜中に肌寒さで目が覚める、といった「体感のサイン」の方が実は衣替えのタイミングとしては重要です。



2)掛け布団は「一気に替えない」

夏用から冬用へいきなり切り替えると、布団の中の温度が急上昇し、かえって寝苦しさや中途覚醒の原因になります。理想は、タオルケット→肌掛け布団→合い掛け布団というように、段階的に重ね方を調整できる寝具を何枚か用意しておくことです。寝具は「一枚で調整する」より「重ねて調整する」方が、その日の気温差に対応しやすくなります。明け方に冷え込んだときにサッと掛けられるよう、足元に1枚用意しておくと安心です。



3)敷き寝具は「湿気対策」がカギ

夏の間、寝床には想像以上の汗や湿気がこもっています。衣替えのタイミングは、夏用の敷きパッドやシーツを洗濯・天日干しでしっかり乾かし、マットレスも陰干しする絶好の機会です。湿気を残したまま秋冬用の寝具に切り替えると、カビやダニの温床になりやすいので注意しましょう。



4)枕は季節で「高さ」が変わることも

これから冬に向かって着衣の厚みが増すことで、頭の位置が変わることがあります。「最近、枕が合わないかも」と感じたら、衣類が影響しているかもしれません。衣替えのタイミングで厚手のパジャマに切り替えた際は、枕の高さも一緒にチェックしてみるとよいでしょう。



5)パジャマも「重ね」で調整を

寝具だけでなく、パジャマも夏の半袖から長袖への切り替え時期です。寒暖差が大きいこの時期は、長袖パジャマに肌着やレッグウォーマーを足すなど、「脱ぎ着できる」組み合わせにしておくと一晩の温度変化に対応しやすくなります。



6)替えどきを逃さない収納の工夫

夏用・冬用の寝具をすぐに出し入れできるよう収納しておくと、急な気温の変化にもすぐ対応できます。「衣替えは年に一度」ではなく、「その週の気温に合わせて微調整する」という意識を持つことが、季節の変わり目にぐっすり眠るコツです。




一年を快適に過ごせるように持っておきたい掛け寝具は、


・6~9月:薄手の「肌掛け布団」

・春と秋:少し厚手の「合い掛け布団」

・真夏と温度調整用:タオルケットや毛布


真夏は冷房25~26℃なら「肌掛け布団」、27~28℃なら「タオルケット」と使い分けてください。

真冬は「肌掛け布団」と「合い掛け布団」「毛布」などを、必要に応じて重ねるとよいでしょう。




季節の変わり目は、寝具だけでなく心身のコンディションも揺らぎやすい時期。寝床の中の環境をこまめに整えることは、毎日の眠りの質を守るだけでなく、体調管理にもつながります。


寝具だけを入れ替えて満足せず、枕の高さまであわせて見直せると理想的です。今週末、寝具の入れ替えを少し早めに始めてみてはいかがでしょうか。



 
 
 

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