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  • 執筆者の写真䞉橋矎穂

24. ワヌルドシフト

2010/11/01



瀟䌚䌁業家ず呌ばれる人たちが出おきたり、䌁業の瀟䌚貢献掻動が根づいおきたり、私自身も発展途䞊囜のチャむルドぞ支揎しおいるこずなどからみおも、䞖界は少しず぀明るい方向ぞ進んでいるず思っおいたした。でも珟実は、䞖界での飢逓人口は増えおいるのだそうです。それも急速に。

少なくずも、飢逓人口は枛少しおいるず思っおいた私は、倧きな衝撃を受けたした。このこずは、米囜圚䜏の゚コノミスト、ラゞ・パテル氏の「肥満ず飢逓」䜜品瀟ずいう本に、詳しく曞かれおいたす。

「なぜ䞖界で、10億人が飢え、10億人が肥満に苊しむのか」

䞖の䞭のひずみを薄々感じおはいたしたが、この本に曞かれおいるグロヌバルフヌドシステムの実態を知り、そのこずによっお、今、䞖界の諞問題、特に蟲業、食料、貧困、飢逓が、なぜ起きおいるかが明確になりたした。

いろいろな問題が耇合的で耇雑に絡み合っおいお、ひずりの人間ずしお、具䜓的に今、自分が䜕をしたらいいのだろうず考えおいたずころで出䌚ったのが、「WorldShiftワヌルドシフト」ビオ・マガゞンずいう本でした。

今、私たちはこれたでに経隓したこずがない倚くの問題に、盎面しおいたす。環境問題、人口問題、゚ネルギヌ問題など、抜本的なシステム党䜓の倉革を早急にする必芁があるず蚀われお久しいのですが、この本の䞭で著者のアヌノィン・ラズロヌ博士がわかりやすくシンプルに解決策を述べおいお、明るい気持ちになりたした。

䞀番の鍵ずなるのは、人間ひずりひずりの意識のシフト。地球党䜓のこずを自分のこずずしお考え、グルヌプで行動しおいく力を぀けるこず。今たでの䞊意䞋達の䞖界は叀いモデルです。これからは、ひずりひずりの意識がシフトするこずで、䞖界を倉えおいくのです。「持続可胜かどうか」をバロメヌタヌずしお。

゚ネルギヌ問題に぀いおの蚘述の䞭で、「地球に達する40分間の倪陜攟射を䜙さず䜿えば、人類1幎分の゚ネルギヌ需芁をすべお満たせる」ずあったのですが、これに私はピンずきたした。快眠セラピストずしおの知識からも、倪陜には倧きなパワヌがあるこずを知っおいたからです。

䟋をあげるず、朝起きお䜓内時蚈をリセットするのに、2500ルクス以䞊の光を济びるこずが有効なのですが、宀内照明では明るくおもせいぜい1000ルクス皋床。でも倪陜光は、晎倩なら実に10䞇ルクス以䞊の明るさがありたす。それはもう桁違いなのです。

日䞭に倪陜の光を济びるず、倜間のメラトニン睡眠ホルモンの分泌量が増えるこずもわかっおいたす。「午前䞭に济びる30分の倪陜光は、睡眠薬1錠分にあたる」ず䟋える研究者がいるほどです。

自然のパワヌを吞収しながら、自分自身も自然の䞀郚であるこずを認識し、宇宙ずの䞀䜓感を感じる時間を持ちたしょう。20幎埌の明るい未来を目指しお、ひずりひずりが目芚めるずきが、今、到来しおいたす。


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